第24回日本脳腫瘍学会に参加して

2006年10月15日掲載

小児脳腫瘍の会代表 田川 尚登

会場:北海道 ニュー阿寒ホテル

10月1日から3日まで日本脳腫瘍学会に参加してきました(学会参加者160名)。学会の先生方のご配慮により、患者会を参加させていただいたのは今回が初めてだそうです。(アメリカなどでは常識的なことだそうですが)今回は学会が、どんな雰囲気の中で行われているのか見てほしいと言われました。また分刻みで大変忙しいスケジュールの中に、患者会の紹介の時間をとってくださり感謝申し上げました。われわれのような患者会の存在すら知らない医師の方々が殆どだということでしたので、会のパンフレットをお渡ししてきました。(約200部)

第一日目は、午後2時から開会し、基礎研究の発表がありました。グリオーマの基礎研究の動向と展望など10年後を見据えた発表が中心でした。遺伝子による治療法など難しい内容がほとんどでした。

二日目は、午前8時から補助療法・化学療法中心の発表、その後テモゾロマイド[テモダール]化学療法の講演がありました。(シェリング・プラウ社共催)全て通訳なしの講演でしたので、私は子守唄のような心地よさに・・・。さすがに先生方は、次々と質問をしていました。今回の学会はテモゾロマイドのことが中心の話題のようでした。

三日目は、午前8時から臨床研究の発表がありました。やはりテモゾロマイドに関するものが多かったです。患者会の紹介はこの三日目に時間をとって頂いていました。

われわれの会は(財)がんの子供を守る会「脳腫瘍患児家族へのソーシャルワーク」に続いて発表を行いました。主に小児脳腫瘍の会の活動内容や、ひろばに寄せられた学会への要望の声などを紹介してきました。

などをひろばに寄せられた要望としてお伝えしました。

続いてNPO法人脳腫瘍ネットワークが全国の患者家族同士の結束や声をまとめて患者家族がよりよい生活ができるように医師側との協力を訴えていました。お互いに協力していきましょう。

全般的に脳外科の先生方の学会ですが、化学療法の研究を熱心に行っているという印象を持ちましたし、化学療法に関する発表が多かったのが驚きでした。 今後も、学会の先生方に期待をし、是非とも脳腫瘍を治る病気にしていただけるように、研究に治療にがんばっていただきたいと思いました。

発表資料(1)

発表資料(2)